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MistiRoom

それでも僕は何かを語るんだ。自分が納得するために。

自分の職業を判断する、たった3つの基準

こんにちは、Mistirです。

ゴールデンウィークは帰省してました。
昔の友人にも会ったんだけど、その中で色々話したことがあった。

僕の友人の中には高卒で就職したヤツとか専門卒で就職したヤツが結構いる。ついでに言えば、僕より年上でさらっと就職したけど、満足してないような人がいる。そういった人を見てるうちに、「職業」「労働」に関する、ある「基準」が自分の中で定まっていった。


究極的に、自分の向いてる職業を決める「基準」は、たったの3つだ。
もちろん「適職診断」みたいなヤツは無意味とは言わない。でも、今から言う「基準」の方が圧倒的に大事で、かつ色んな診断のベースはこの「基準」が形成してると言えるかもしれない。「適職診断」みたいなツールはむしろ、この「基準」に即してるかどうか判断するためのツールだと言ってもいい。

その「基準」は以下の3つ。


1.お金
2.楽しさ
3.自己実現

この3つの「基準」にそれぞれ値を当てはめていくと、いろんな事がわかる。
結論から先に言えば、この3つの尺度は「自分の仕事を誇るための『基準』」にもなれば、「転職の『基準』」にもなる。さらには「『呪い』の『基準』」にもなるのだ。


今のところ、この『基準』はシンプル過ぎるから「当たり前だろ」って言われちゃいそうだけど、もうちょっとだけ読んでほしい。

 


まず、1の「お金」。
これは説明不要、「その職業はお金を得られるか」……と見せかけて、案外難しい。
たとえ年収10億でも、使えるタイミングが一切ないと嫌でしょ?
仮に年に1日も休みが取れない仕事ならば、年収1億円でも「安い」って言っちゃうかもしれない。
……「でも、それって『お金』以外の尺度も絡んでね?」って問題になるから、難しいのである。
とりあえず、自分が満足できる程度の「お金」を得られるかどうか、どれほどを求めるか。
この「お金」って基準は、今のところふわっと考えておいてほしい。

 

次に、2の「楽しさ」。
コレは超簡単なので、1行で済む。
その仕事がやってて楽しいかどうか。以上。

 

 

最後に、3の「自己実現」。
これは難しいけど、「お金」よりは簡単。
「その職業を誇れるかどうか」。例えば、他人の評価をすごく大事にする人だったら、「誰もが知ってるような大企業」に入れれば、この「自己実現」に付くポイントは高くなるかもしれない。
ずっと医者になると決めて生きてきた人間が、医者以外の仕事に就いちゃったら、この「自己実現」の基準はずっと満たされないかもしれない。
ま、そんな感じ。

 


で、この基準は色々な使い方がある。
まず、今の職業に不満がある際に、この基準を考えてみる。

多分、この基準のうち2つ以上「高い」ものがあるなら、それはスゲー幸福なんじゃねーかって思う。
というのも、僕の周りで就職してる奴の中には「この3つの基準全部ガン無視してね?」って奴もいるのだ。
もちろん就職難の時代だし、こういった「基準」を追求できる自体が幸せなことなのかもしれないが……

だが、この基準をガン無視した職業に就いちゃってるヤツは一言で言って、辛そうだ。

 

 

ネットを見ていると、妙にこの「基準」をガン無視した就職論が目立つ。
当たり前過ぎる話だけど、高給取り(「お金」の値が高い)でも幸せとは限らない。「お金があっても幸せとは限らないよ」っていうしょうもない話ではなく、もっとロジカルな話だ。
この3つの基準は「トレードオフ」の関係になってる場合が結構多いのだ。「高給取り」(「お金」の値が高い)だけど「仕事がつまらない」(「楽しさ」の値が低い)とか、ザラにある話でしょ?

だから、就職前の時点で「どの基準を重視するか」を滅茶苦茶考えておく必要がある。
自分にとって重視するモノのほうが、誰かの決めた「この基準は高くあるべき」よりよっぽど重要。
……ついでに言えば、ネット上では「お金」と「(妙なほど他者の評価に偏った)自己実現」を高く求めている人が多い気がする。

さて、最初にちょっとだけ述べた「『呪い』の『基準』」について話そう。
今就いてる仕事が「なまじっか『基準』のうち一つの値が著しく高いために」「他の『基準』の値が著しく低くても諦めてしまう」ことがあるのだ。

クリエイターがとりわけ分かり易いだろう。彼らの「自己実現」の値は非常に高い。これで「楽しさ」や「お金」の値も高いなら何も言うことはないが、クリエイターが「楽しい」とは、まず限らない。
例えばだけど、大人気イラストレーターのカントクは、絵を描いててそれほど楽しいとは思わないそうだ。

クリエイターの「お金」の値の低さに関しては、言うまでもないだろう。
むしろ「『自己実現』の値が高いんだから『お金』の値が低くてもいいじゃん」っていう暗黙の了解みたいなのがあるようにさえ思える。

で、こういった仕事に就いちゃったらどうするか。
……うん、知らん。
無責任だけど、この辺りの『呪い』を解く方法なんてそうそう無い気がする。トレードオフだからね。何かの値を犠牲にしてでも、全体の値を伸ばすために転職……できる?

さて、グダグダ話したけど。
今のところ、この3つの基準で職業に関しては全て説明できると思っている。
今の仕事に不満があるとするなら、この基準のうちどれかの値が下がっているってことなのだ。
例えば……

・「辛い残業が多いし、残業代が出ない!」
 →「楽しさ」の値が低下している
 →「お金」の値が低下している

・「会社が倫理的にアウトなことをやらせてくる!」
 →正義感の強い人の場合、「自己実現」の値が著しく低下する


・「そもそも給料が低い!!」
 →言わずもがな。

・「仕事はわりと楽しいし残業代も出るからお金は満足してるけど、それでもさすがに残業が多すぎる!」

 →著しくプライベートを削ってくる会社は、「自己実現」の値が高いとは言えない(その人がプライベートや休息を大事にするタイプの人であれば)。

 

と、こんな感じ。

とりあえず、就活生の方はこの「基準」について考えてみてもいいかもね。

僕は社会人見習いなので、この考え方が合ってるのか間違ってるのか、じっくり働きながら考えてみるつもりです。
今のところ、この基準に則して就職したと思ってるから……ね。


ではまた次の記事で。