MistiRoom

"僕の足に絡んだ蔦は あの日蒔いた種だった" 吉井和哉『Island』より

ロスト・イン・パラダイス・イン・インターネット

新しく知ったこと、新しく始めたゲーム。
いたく感動した物語。分析結果。
その他諸々。

そういったことを、すぐに他人に伝えたくなる人間だった。
小学生の頃、テストが終わったら科学雑誌(学研とかその辺りが出してたようなやつ)で読んだ内容を裏紙にアウトプットしていた。
先生に褒めてもらいたかったのかもしれない。
親から止められたのでやめた。

そんな奇行ばかりしてた、でも本質的にはずっといじめられっ子だったので、「共有」にはずっと飢えてきた気がする。

そんな僕にとって。

インターネット、Twitterは。
天国だった。
はずだった。

お労しや 俺上

「何だこの醜い姿は……侍の姿か?これが……これが本当に俺の望みだったのか?」
……いや、マジでこれ以上言うことねぇなぁ……

静謐な世界で

つかず離れず、上手くネットを利用すれば良いという人もいるだろう。
僕は弱いから無理だ。
酒を飲めば酒に依存し、エロを見りゃエロに依存し、甘いものを食えば甘いものに依存する。
そんな人間にとってネットは天国であり、地獄でもある。

少し静かに自分の内面に向き合って、正しくいろいろなことを学びたくなった。
それには強い意志が必要だけど、そんなものは僕には無いから、しばらく物理的に遮断する。

何度も何度もこんなことをやっている気がするけれど、ようやく少し何かが掴めてきている。

多分僕は、ミニマリストを自称していたけれど、何もかもを捨てたかったわけではない。ネットへのアウトプットを辞めたかったわけでもない。仕事が嫌で嫌で仕方なかったわけでもない。

ただ、僕にとって、今の世の中は、少々、うるさすぎるのだ。
自分の声も含めて。
きっと多分、それだけなのだ。

静謐な世界で聞こえる自分の声は何なのだろうか?
しばらく無視してきたその声に、改めて耳を傾けてみたいと思う。