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コロコロコミック的人生観シンドローム

こんにちは、Mistirです。

バイクでひたすら走っている。
1年で1万5千km走ったと言ってバイクショップの店員さんによく驚かれていたが、去年大型バイクに乗り換えてから1年で2万km走った。

最近はメーカーのフラッグシップモデルに買い換えることを真剣に検討している。
遠くないうちに実際買っちゃうだろうな、と思う。

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なんだか、我ながら危ういと言うか……極端だ。

もともと極端なこの性格に、バイクという趣味がガッチリと噛み合ってしまった。

その極端な性格がどこからやってきたものかと考えていると、自分の過去に行き当たった。

悪いのはこいつだ。

 

コロコロコミック 2019年 05 月号 [雑誌]

コロコロコミック 2019年 05 月号 [雑誌]

 

 コロコロコミック、お前のせいだ。

 

 

コロコロコミック的人生観

コロコロコミックは言わずと知れた小学生のバイブルだが、メインコンテンツがホビー系漫画であることは多分、今も昔も変わっていないと思う。

僕の頃大人気だったのが、ベイブレード

爆転シュート ベイブレード(1) (てんとう虫コミックス)

爆転シュート ベイブレード(1) (てんとう虫コミックス)

 

あとビーダマンも一部オーバーラップしていた。

爆球連発!!スーパービーダマン1巻

爆球連発!!スーパービーダマン1巻

 

それから、確か僕が小学三年生になる頃にはブームが沈静化してしまっていたけれどハイパーヨーヨーも流行ったなぁ。

超速スピナー 第1巻 (てんとう虫コミックス)

超速スピナー 第1巻 (てんとう虫コミックス)

 

僕も例に漏れず、そういったオモチャを色々欲しがって親にねだってたわけだけど……

あの頃の僕は本気で「自分のアイデンティティを仮託するためのオモチャを」探していたように思う。
もちろん当時、そんな難しいことは言語化できてはいなかった。
けれど今の時点からあの頃の自分の精神を分析してみると、そうだったとしか思えないのだ。

dic.nicovideo.jp

コロコロコミックでは、あるオモチャを極める(?)ことで世界を救ったり、悪人を成敗したりする。
よくあることである。

で、ホビー系漫画の主人公たちに共通するのは。
オモチャそのもの、それすなわち、彼らそのものであるということだ。

ルフィのアイデンティティが「海賊王に俺はなる!」であるように。
コロコロコミックの住人たちは、オモチャと彼らの人生をほぼ一体化することによって自我を確立している。

僕は2回の転校やら両親の離婚やら、転校先で自宅が取り壊されたりだとか、ストーキングに近い陰湿ないじめやらを経験し、ぶっちゃけてんやわんやな小学校生活を送ってきた。


多分、人よりも「自分の心の居場所」みたいなものを探す傾向がとても強かったのだろう。

それは今に至るまで治らなかった、どころか……
ある意味明らかに悪化している。

この症状、キャリアに響く

バイクはそんな人間に与えられる趣味としては究極形態だと思う。

趣味の域を通り越してライフスタイルと言うか、ライフスタイルの域に達さない趣味は趣味と認められないというか。とにかく、我ながら難儀な性格だ。

だから趣味の側面だけで言えば、僕にとってバイクは「救い」に他ならず、それはそれでとても良かったことだと思う。

一方、人生の重要な問題は割と何も解決していない気がしなくもない。

ごく簡単な話。
コロコロコミックの主人公たちのようなマインドで仕事に取り組める人間が、この世にどれだけいるの?という話である。
少なくとも僕はそんな仕事に巡り会えていない。
そんなものは存在しないとも思う。

だが、多分心のどこかでそれを追い求めているのだろう。
僕が知人から「『好き』に対するハードルが高すぎる」と言われるのはその辺りが理由かもしれない。

これは極論だが、僕はどこかで「コロコロコミックの主人公のように取り組めるものと、そうでないもの」として世界を二分している可能性がある。

そういったメンタリティでいる間は「天職」には巡り会えないだろうなぁ、という気もするのだが、今更メンタリティを変えるより、ゴリ押しでも自分の中の深い何かに合致するものを探した方が適切な気がする。


今は別に「必ず好きなことを仕事にするべきだ」と思っているわけではないけれど。

mistclast.hatenablog.com


それでも多分、「コロコロコミックの主人公的な対象への執着 ≒ 自我の対象への同一化」に対する羨望みたいな感情が消え去ることはないんだろうなぁ。

僕はフリーランスエンジニアなんだけれど、エンジニアリングは多分、僕にとってのベイブレードやビーダマンじゃない。
データ分析やコンサルティングの世界は僕にとってのベイブレードになるだろうか?
などと考えながら、日々ぼちぼち勉強を進めている。

「結局、俺にはバイクしかなかったなぁ」と言いながら死ぬのもまぁ、悪くはないのかもしれない。
ま、そのときはそのときだ。

あなたは僕のこの症状、わかりますか?
それとも全く理解できないですか?
後者なら多分、あなたはそれなりに幸せだと思う。
前者なら多分幸せな人は稀で、辛い人の方が多いと思う。
見つけられたら幸せ、でも見つける方法はない。理不尽だ。

でも……僕がバイクを見つけたように、何らかのきっかけで見つかることも、ある。
……かもしれない。
今日の記事、仮定の話ばかりだな……ごめん。

お読みいただきありがとうございました。
ではまた次の記事でお会いしましょう。