Minakami Room

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養殖クソアニメと天然クソアニメという分類(※コア向け記事)

ども、Mistirです。

この記事はアニメ好きに向けて書きます……。
いつもよりコアな話になりますが許してください。
というか、もう「コアな人」以外に向けて書いてません。たまにはいいでしょう!

今酒飲んでます。
だがそれが、いいんです。
勢いって大事ですよね。
それが人生です。

酒に酔った状態で、こんなツイートをしたんだけど、結構食いつかれてしまった。

 

 予め言っておくと、「『アイドル事変』が面白くない」っていうのは僕個人の好みに過ぎない話なんで、ファンの方には許していただきたい。

でも。
他に挙げた作品と比べて……
なんというか。

「ここが突っ込みどころですよ!」っていう主張が、『アイドル事変』だけ、妙に激しいのだ。

 

 

 

Mistir、クソアニメを語る

諸君、私はクソアニメが好きだ。
私はクソアニメが大好きだ。

……。
僕の言う「クソアニメ」を罵倒の意味で解釈しないで欲しい。
むしろ、それは褒め言葉だ。

dic.nicovideo.jp

この記事を読んでいただきたい。
どうだろう。
「クソアニメ」という言葉が必ずしも罵倒の意味で使われているわけではないことをお察しいただけるだろう。
※この記事書いたの僕なんですけどね


さて。
話を戻そう。

今期、いわゆる「クソアニメ」はたくさんある。
代表的なものから紹介していこう。


霊剣山二期、『霊剣山 叡智への資格』である。
オープニングを見て欲しい。

馬から降りて走る主人公、その後の意味の無い2段アップ……
それだけで、笑えるのである。

狙っているか、狙っていないのか、よく分からない。
古臭いオープニングにすることは元々狙っていたらしいが……それにしても、古臭いとかいう次元を越している。

さて。
肝心の内容だが……

これが、滅茶苦茶面白いのである。


今期のアニメでは「もしかして二番目にストーリー面白いのでは?」という説さえ(僕の中で)ある。
一番は鬼平。仕方ないね。

onihei-anime.com

まあ今期は『正宗くんのリベンジ』とか、普通に楽しめるストーリーのものが多いし、序列をつけるのも野暮かもしれない。

この『霊剣山』、僕は熱い思いがありすぎて酒に酔った状態ではとてもじゃないけど書けない。
が、とにかく面白いということだけは伝えておきたい。
これだけ面白いストーリーなのに、忘れた頃に一期霊剣山と似たような「クソさ」が爆発して、それが尚更笑いを誘ってくれる。
※霊剣山一期、特に序盤は「苦行」呼ばわりする人さえいました。僕は「逸材が現れた」と興奮しながら見てました。

狙っているにせよ、狙っていないにせよ。
どこか「天然感」が漂う。これが素晴らしき「クソアニメ」の世界だ。

ちなみに「天然クソアニメ」の最上級は……これだ。

warubure-anime.com


もう薄々気付いて頂いてると思うけど、「実際に作者がどこまで狙っているのか」は、僕の定義する「養殖モノ」「天然モノ」という分類に関係がない。

そこはフィーリングでお願いしたい。
酔っているんだ。許してくれ。

さて。
次は「栽培クソアニメ」の解説だ。
もう解説じゃなくて飲み屋のオッサンレベルの話だけど、許せ……

とは言っても。
「栽培クソアニメ」、この言葉、実は自分でもよく分かっていない。

でも。
『セイレン』を説明するために、これ以上の言葉が思いつかないんだ。

『セイレン』第三話のあらすじを見て欲しい。

ひょんなことから正一は男湯で女の子のセクシービキニ姿を見ることになる。そんな中、教師が男湯に入ってきて・・・。






そう。




頭が、悪いのである。

逆に知性を感じさせるほどに。


が、何故か……その頭の悪さが圧倒的過ぎて。
展開がぶっ飛びすぎていて。
視聴者の認識もぶっ飛んでしまう。

結果、「笑い」を押し付けられているというより、「何か凄いものを見せられている」という感覚だけが残るのだ。

この感覚、実は……
『セイレン』の「前作」に当たる作品、『アマガミ』がいかんなく発揮していた感覚なのである。
アマガミ』については各々調べてほしいが、主人公がレジェンド過ぎて「変態紳士」の代表格とされているような作品だ。

なんというか、じめじめした、性欲の強いムッツリスケベ主人公じゃない。

キレッキレの名刀のようで同時に濃厚なスープのような……そんな。

変態なのである。

そして『セイレン』の主人公は。
下手すると前作の主人公である「橘さん」を超える可能性が示唆されている。

考えてみて欲しい。

水着の女の子と一緒にお風呂に入っている。
そんなとき、貴方はどこに目を向けるだろうか?

おっぱい?
お尻?

この主人公は違う。
おへその下のジャージ痕を見て、一言、こう呟くのだ……

「まるで水平線に沈む夕陽じゃないか……」と。



……。
アルコールが回ってきた。次の話に移ろう。



さて。
最後の「養殖モノ」が『アイドル事変』だ。

 



曲をあのつんく♂がプロデュースしている、気合の入ったアイドルアニメ。

だが……
これはもう、明らかに狙い撃ちしているのだ。

歴戦のクソアニメ民たちを……

もう第一話を見れば、誰でも分かる。

1分に1回ペースでツッコミどころが来るのである。
矢継ぎ早に。
息もつかせぬほどに。

1分目を離すと、おおよそ5分の分量話が進んでいるといっても過言ではない。
とにかく、矢継ぎ早なのである。

それが、全てツッコミなしに展開される。

でも。
その「ツッコミどころ」が、なんというか……とても。
「親切」なのだ。
「ここが突っ込みどころですよ」って、わかるのだ。

その結果。
ぼくのような、「スレた」クソアニメ民は、呟いてしまうのだ。

「ああ、初心者向けだ」って。

だから。
みんな。

『アイドル事変』を見て、クソアニメ界に来てくれ!!!!!!

霊剣山で待ってるぜ!!!!

ホントクソ記事でごめん


ではまた次の記事で。
お読み頂き、ありがとうございました。