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MistiRoom

それでも僕は何かを語るんだ。自分が納得するために。

好きな映画を30本語ることになった件 前編

こんにちは、Mistirです。

先日、気軽にツイートしたらこうなった。

 ……
多いな……。
いや、ありがたいですけど!!


キリが良いので30本分、ガチで語ることにしました。
せっかくなので。

順番はテキトーで。
30本目だけ、特別に思い入れのある一本にしようかな。

ってことでテキトーに参考にしてください。

じゃ、語ります。

 

 

1.モーターサイクル・ダイアリーズ

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さて、一本目はこの映画。
これは偉業の物語ではない。同じ大志と夢を持った2つの人生が、しばし併走した物語であるーー

っていう、物凄くシブい一文から始まるこの映画。
若かりし頃のチェ・ゲバラとその友人、アルベルトの旅の物語。

僕自身がライダーだからってこともあって観たんだけど、実はバイクは序盤1/3程度しか出てこない。

でも。
それでも、この映画は完璧な「バイク映画」だ。
そしてこれ以上無いほど完璧な「旅映画」でもある。

出会いと別れ、過酷な現実。
一筋縄ではいかない道のり。
旅って必ずしも楽しいことばかりじゃなくて、厳しいこともあって、その中で出会いがあって、別れがあって……って、当たり前の話なんだけど。
なんというか、その「当たり前」が、徐々にゲバラという人間を確実に変えていくのね。

あくまでも、「偉業の物語ではない」
ひとつの旅の物語。
ハードボイルドなんだけど何か抜けてて、同時にとてもドライなんだけど、少し暖かい。
そんな映画です。

2.ショーン・オブ・ザ・デッド 

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コメディゾンビ映画界でトップクラスに位置するこの映画を2番目に持ってきたのはワケがあって、この監督(エドガー・ライト)の映画をこの記事であと2回登場させる予定だからです。

もう、この映画は理屈抜きで面白い。
詳しくは調べてくれ(丸投げ)

伝説の「ドント・ストップ・ミー・ナウに合わせてゾンビを殴るシーン」は語るまでもなくて、僕は個人的にショーン再登場時のリンゴをキャッチするシーンが大好きなんだけど、誰も理解してくれない……

3.127時間

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結構長い間「マイ・ベスト映画」だった映画。
タイトルが出る瞬間に「全てを察する」ので、事前情報ナシで観てほしい。

で、この「タイトルが出る瞬間」、数多くの映画の中でもトップクラスに好きな瞬間かもしれない。
「うっわ」って声が出ちゃうのよ。

観終わった後は放心する。
人生で前に進むってことはどういうことなのか。
陳腐だけど、そういったことを考えさせられる映画です。

4.12人の怒れる男

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「有名ドコロかよ!」って感じの超有名作品なんだけど、やっぱ名作だし面白いもんは面白いんですもん。

息をつかせるヒマがなさすぎて、息が出来なくなるような名作。
テンポというか、間のとり方というか、完璧過ぎて全然退屈しない。
推理モノでもあり、ヒューマン・ドラマでもあり。単純に脚本のバランスがとても良い。
短めの映画だから気楽に観られるのもいいよね。

どう語ってもこの作品を語る言葉は陳腐になっちゃうんだよね。
偉大な作品だ。ホント。

5.バトルシップ 

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いやー……。
……いやー。


B級クソ映画っすわ(褒めてる)。

一部で宗教になってるようなカルト的映画なんだけど、ストーリー自体は結構単純でさ。
なんというか、「強い宇宙人と戦う」っていうそれだけの話。

最初の30分を「これはアホ映画ですよ」って語るために使ってたりするせいで結構退屈だったり、ホントにダメなトコロを挙げるとキリがない映画なんだけど……

クライマックス付近の「一体誰が動かすんだよ!!」からの流れを観ると、全てどうでも良くなって「うおおおおおお!!!」ってなります。
※知ってる人は分かりますよね

6.イヴの時間

「イヴの時間 劇場版」 [Blu-ray]

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アニメを映画に編集した作品。

これ、内容自体はそんな「凄い」っていう作品かって言うと、なんというかそういうわけじゃなくて……
ストーリーもアンドロイドと人間の交流、っていうベタっちゃベタな内容。

でも……
どうしようもなく、「好き」になっちゃう映画なんですよ。

流れる空気感とか。
柔らかさとか。
切なさとか。
そういった色んなものが漂ってて、ギュッと凝縮されてて。

で、観終わった後の充足感が凄いんです。

それと、これは完全に個人的な話なんですけど……
受験前、このアルバムをずっと聴いてたのね。勉強しながら。

Red Moon

Red Moon

 

このアルバムの最後の曲がI have a dreamって曲なんだけど……
正直、このアルバムの中で考えると地味なエンディングだな……って思ってたんですよ。

で、この曲が映画『イヴの時間』のエンディングテーマソングで。
事前情報無しだったから、「うっわ、この映画の曲だったんだ!!!」って凄くびっくりした。

凄くびっくりした後、あまりにも世界観にぴったりすぎることに気付いたり、受験期の思い出とかもう圧倒的な量の情報が一気に流れ込んできて、もうアホみたいに泣いてしまった。

いや、ホントこの映画のエンディングテーマとして完璧過ぎる。
100点通り越してます。
必聴です。

7.鍵泥棒のメソッド 

鍵泥棒のメソッド [DVD]

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「良質なキャストオオオ!良質な演技イイイイ!!!!良質な脚本ンンン!!!!良質な演出ウウウ!!!最高の映画アアア!」って感じの邦画です。クオリティの暴力っていうか。

観終わった後の感じがここまで良い映画もなかなか珍しいんじゃないかな。
すっごい綺麗。
散りばめられた伏線を一点に収束させる技法も凄いし、それをコメディチックかつ完璧に演じきる堺雅人香川照之がナイス。

この映画のエンディングは吉井和哉の『点描のしくみ』でさ。

点描のしくみ

点描のしくみ

 

吉井和哉のファンだから、曲の方を先に知った。
で、その頃からずっと気になってた映画で。

で、実際観てみると曲と映画の世界観が完全に一致してた。
大満足。

8.スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団

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さっき挙げたショーン・オブ・ザ・デッドエドガー・ライト監督作品なんだけど……
絶対この映画ドラッグキメて作ったと思う。

……わりと、30分は退屈な映画なんですよ。
ところどころ狂ってるけど、普通というか。

ゲームのオマージュが非常に多くて、多分それは原作の『スコット・ピルグリムVSザ・ワールド』から来ているものだとは思うんだけど……

スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド

スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド

 

まあ、それもある意味どうでもよくて……
いや、どうでも良くはないんだけどさ。

どうでも良くはないんだけど。

※序盤30分のみですが、ネタバレなので反転します。この映画がいかに面白いか伝えるにはほんの少しネタバレするしか無い気がするので……

映画開始30分の段階で。

急に主人公のライブに乱入してきた変な髪型の男が「ファイヤーボール♪ファイヤーボール♪」て歌いながら空中浮遊しつつ、ライブの客を焼き払い始めるって、そんなシーン観たら全てどうでも良くなりません?

でさ。

主人公、お前余裕で勝つんかい!?

自宅で観ててあまりに衝撃的で、巻き戻して二度見しました……

※反転ここまで

まあ、とりあえず観てください。
ゲーム好きのほうが面白いとは思うけど、ゲーム好きじゃなくても面白いと思う。

9.ミッドナイト・イン・パリ 

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「あー、良い映画観た……」ってなる映画。
ストーリーラインとしては「過去のパリにタイムスリップ!偉人たちに出会っちゃう主人公!そして恋!!」っていう、文字にすると凄くしょうもないものなんだけど……

いかんせん、人の描写のレベルが高すぎる。
イヤなヤツも、そうじゃないヤツも、みんな「生きてる」んですよ。凄く。
そこに「生きてる」。
監督の腕なんだろうね。

だから、本当に主人公と一緒に「タイムスリップ」できる。
爽やか映画です。

10.楽園追放

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「美少女/イカしたおっさん/旅/ロボ/バトル/ディストピア/ケツ」って感じの映画。
もう、これを嫌いって言う人がいたら……中々のひねくれものだと思いますよ、マジで。
まあ僕はひねくれ者なんですが、それでも好きになっちゃいました。

序盤10分くらいは「え、何、これ『理解するより感じろ系』?」って困惑しちゃうんだけど、その後は比較的すんなり物語が理解できる。
イカしたオッサン(声:三木眞一郎)がガチでイカしてて、クサすぎて笑っちゃうようなところもあるんだけど、やっぱりロードムービーはイカしたオッサンだな、と謎の納得をしてしまう。

脚本がかの虚淵玄だから不安になってたんだけど、良い意味で全然『まどマギ』とかその辺りの匂いがしない。
美少女キャラの首が吹っ飛んだり、主人公が敵をビルごと爆破したりしないので安心してください。
普通のハイクオリティエンタメとして楽しめます。

11.のその前に

……
長いな……

とりあえず、三回に分けることにしますね。
次は中編でお会いしましょう。

ではまた次の記事で。

お読み頂き、ありがとうございました。

【追記】
そして中編と言いつつ後編はこちら

mistclast.hatenablog.com